メイン州の海藻養殖会社、昆布乾燥機を確保、早速共有を決定

大西洋岸と太平洋岸の両方で米国の海藻養殖場が稼働するようになるにつれ、生産者の関心は原材料の調達から加工へと移りつつある。 市場では海藻製品に対する嗜好が確立されており、地元の生産者はそれらの要望に応えて市場から輸入品を切り離す義務がある。

メイン州ビデフォードにあるオーシャンズ・バランス社のCEO、ミッチェル・レンチ氏は、年間最大300万ポンドの養殖海藻を乾燥できる工業用昆布乾燥機が南アフリカで入手可能であることを発見したとき、65万ドルの機械を購入して全土に輸送する機会に飛びついた。海。

オーシャンズバランスは、適切な乾燥機がなかったため、養殖昆布を長年湯通しして冷凍していました。 それは彼らのビジネスの選択肢を制限していました。

「昆布は毎年3月から5月の同じ時期に収穫されますが、寒冷地では外で乾燥させることができないため、冷凍する必要がありました」と氏は語った。 「しかし、冷凍昆布の市場は限られています。 [世界の昆布]市場の90パーセントは乾燥昆布です。」

同社は温室での乾燥や天然昆布用に設計された他の脱水機の使用を試みたが、養殖昆布には温度が高すぎた。 レンチ氏は、1 日あたり 10,000 ポンドの昆布バイオマスを処理できる機械を必要としていました。 それが5月に到着したとき、彼の祈りは聞き届けられました。

長さ50フィート、17トンのこの機械は、ベルトを使用して海藻を低温で乾燥させ、その栄養特性を維持します。 海苔を細切りにしてベルト上に均等に広げて乾燥させます。脱水機は1～2人で操作できるため、人件費は最小限で済みます。

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その生産能力はオーシャンズ・バランスが必要とする量の 3 倍であるため、レンチ氏は新会社 Seaweed Farmer Services を設立し、メイン州の農業生産者だけでなく他の昆布農家にも脱水と昆布製粉を提供しています。

「粘着性の高い海藻を脱水できれば、この機械でほとんど何でも脱水できるので、農業生産者にとっても興味深いと思います。 しかしその間、ブリティッシュコロンビア州、アラスカ州、ノルウェーの昆布農家から、同じ問題に遭遇し、当社の脱水機の使用に興味を持っているという電話が毎日かかってきています」と彼は語った。

「海藻市場に関するすべてのレポートは、乾燥または脱水の問題という同じ問題を指摘しています。 そして、誰もがより多くの海藻を養殖したいと考えていますが、市場が求める冷凍海藻は限られています。」

新しい脱水機は状況を大きく変えるものであり、オーシャンズバランスとその競合他社が海藻の世界市場でより効果的に競争できるようになる、と同氏は付け加えた。 さらに、これによりオーシャンズ・バランスは将来、冷凍養殖昆布の製造を中止し、ダルセやノリなど他の高価値野生昆布種を脱水することが可能になる。

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ローレン・クレイマー

バンクーバーを拠点とする特派員ローレン・クレイマーは、20 年近くにわたって水産業界について執筆してきました。

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